ゲーム企画書の作成について

ゲーム企画書の作成について

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企画書というのは特にゲームに限ったものではありません。

 

アイデアを形にし、周りに伝えるための方法の一つが企画書の作成になります。

 

企画書ってなんだ?

企画書というのはアイデアを形にするためのものであって、
細かい仕様を決めるためのものではありません。
(細かい仕様については仕様書に書きます。)

 

例えば、CoD:BO2を作るのであれば、

 

近未来をモデルとしたFPSゲームを作るために
必要なアイデアをまとめた物がゲームの企画書にあたります。

 

最終的なゲームの形が想像できる必要があります。

 

ゲームというのはグラフィカルなものですから、
簡単な図の作成などの力も求められます。

 

絵に全く自身がない人は少し練習しておきましょうヽ(´Д`;)ノ

 

要はこの企画書を通して、
実現したいゲームの面白さを一緒に作ろうとしている人たちに伝えるためのものになります。

 

企画書の作成

ゲームプランナーの就職試験を受ける際、
多くの企業では企画書の提出を求めてくることでしょう。

 

あくまで参考程度に
企画書を書くためのコツを紹介します。

 

当サイト以外にも沢山情報が転がっていると思いますので
特に大学生で企画書の作成経験の無い/浅い方は、早いうちから練習するようにしてください。

 

本当にゲームプランナーになりたいのであればできるはずです!

1:タイトル

タイトルというのは非常に重要です。
このタイトルを見て、第一印象が決まるといっても良いでしょう。

 

更に絵などがあると良いです。
下手でも良いので、プラス要因としてはたらくことはできる限り行うようにしましょう。

 

絵が苦手でどうしても描きたくないという人は
最低でもサブタイトルを付けるなどの工夫をするようにしてください。

 

例えば…
OLのお姉さんが主人公のゲームを企画したとしても、
挿絵があるのとないのでは世界観を想像する上で大きく違ってきます。
(この絵は【とも職さんち】からお借りしました。)
ゲーム企画案

 

ここまでの挿絵は正直要求してくる企業は一社もありませんが、
何となくですが挿絵があるとゲームの世界観が想像できることがお分かりいただけたと思います。
(ここまで描けたらデザイナーさんになれるかもしれませんね(´-`))

 

絵のクオリティーというのはあくまでも企画職に求められているスキルでは無いので
下手でもいいんです。(小学生が描いたような絵の人もいっぱいいます笑)

 

下手でもいいので頑張って描いてみて
相手に伝えるための努力をするようにしましょう。

2:ジャンル

書いておかないと勘違いされる場合があります。
上に掲載した図であれば皆さんはどんなゲームを想像しますか?

 

アクションゲーム
シミュレーション
RPG

 

ちなみに私はアクションゲームをイメージして図を作成したつもりです。
別ジャンルのゲームを想像した人も沢山いるのでは無いでしょうか?
ジャンルは書いておくようにしましょう。

3:プレイ人数

こちらもジャンルと同様に書いておくようにしましょう。
プレイヤーが3種類あるのと、3人でプレイできるのでは全く別物ですよね。
player

4:プラットフォーム

特別な操作を要する場合などは、
専用コントローラ等が必要になる場合も出てくることでしょう。

 

そういったケースでは
プラットフォームなどに関しても書いておくと良いでしょう。

5:コンセプト

何故こういったゲームを考えるに至ったかを説明するパートになります。
非常に重要で、企画のミソとも言える部分です。

 

昔に好きだった【アランドラ】というゲームをふと思い出したので設定を少し拝借して

 

【現実と夢とを行き来しながら、ギミックが詰まったステージを解き進めていくパズルアクション】
【神が登場するなど、少し大人向けのダーティーな世界観を想定】

 

当時プレイしたパズルアクションの中では難易度も高く、
子どもというよりは中高生以上を対象としたターゲット層も上手く絞れた良質ゲームです。

 

ゲームの場合、
【売りとなるようなコンセプト】が必ず必要になってきます。

 

また、コンセプトとゲームを融合させ、
【ゲーム進行(ゲームシステム)とコンセプトの連携】が大事になってきます。

6:ターゲット層

ターゲット層についても書くようにしてください。

 

確かに【超理想】を言えば、
万人受けするようなゲームが一番ですが、世の中のゲームを見てみてください。

 

皆さんご存知の【マリオ】シリーズ。
最近のものであれば【New スーパーマリオブラザーズ U】があります。

 

このゲーム…果たして万人向けのゲームでしょうか?

 

確かに、誰がプレイしても楽しいゲームかもしれませんが、
ターゲット層は比較的低く作られていることは言うまでもないでしょう。

 

ゲームというのは特定のユーザー(ターゲット層)に絞って作るほうが、そもそも【簡単】なのです。

 

これは何もゲームに限った話ではありません。

 

例えば、美容化粧品に関しても、
男女混合化粧品よりも女性に特化した化粧品のほうが作りやすいです。
女性の中でも年齢層を絞り、例えば30代に向けた化粧品のほうが作りやすいです。

 

ものを作って売るということに関して、
ターゲット層というのは必ず意識しなければいけないポイントなのです。

 

上記の例のようにターゲット層を絞ることができたら
自然とプラットフォームも決まってくることでしょう。

 

任天堂系プラットフォーム
SONY系プラットフォーム

 

どちらが若い子向けのプラットフォームですか?
どちらが玄人向けのプラットフォームですか?

 

ここまで来るとゲームの雰囲気だけは概ね定まってきたことでしょう。
それでは、肝心の要素となる部分の作成ポイントについてお話していきますね。

8:セールスポイント

さて、タイトルをはじめとして、コンセプトも定まってきたら、
最終的にどういった【セールスポイント】を持つゲームなのかを書きます。

 

あなたが定めたコンセプトが如何に面白いものであるかを
セールスポイントとしてアピールする箇所になります。

 

ここでもう一度思い出してください。
あなたが作ろうとしているのは一体なんでしょうか?

 

複雑に考えないでくださいね(笑)

 

あなたが今作ろうとしているのは【ゲーム】です。

 

ゲームに大事な要素って一体なんでしょうか?

グラフィックですか?

 

勿論、グラフィックが強化されたという点は
アピールポイントとして悪くはありませんが…そうではないですよね?

 

ゲームとして面白いものであることを
一番の強み…要するに【アピールポイント】として説明しなければいけません。

 

前作に付け加え、【○○といったゲームシステム】を導入したことにより
遊びのバリエーションが増え、【△△といった遊び方が出来る】という風に、
【本企画を形にしたときにどのようにゲームシステムとして優れ、楽しめるのか】が重要になります。

 

こんなことを言っては失礼かもしれませんが、
今の国産ゲームというのは【セールスポイント】が少し弱いゲームが多いです。

 

ある程度、ジャンルが確立され、
全くゼロのオリジナルゲームを作るというのは難しいかもしれません。

 

ですが、ユーザーの思いつかないような面白いアイデアを考え、
実現しようとする仕事こそが【ゲームプランナー】という仕事の一番の目標なのです。

 

悲しいやら…うれしいやら…
今のゲーム業界というのは、会社が大きくなりすぎてしまいました。

 

冒険するようなゲームタイトルを発売したいとしても、一つのプロジェクトが大きくなりすぎてしまい、
【よし!このゲームを作ってみよう!】といった感じには上層部も動くことができません。

 

就職試験の企画書にて、
プロデューサの気持ちを揺さぶるような面白いアイデアが出せれば、
ゲームプランナーへの道は大きく開かれると思って下さい。

 

普段からアイデアを形にする作業をこなさないと
仮に面白いゲームが浮かんだとしてもアピールすらできません。

 

早いうちから企画書作成に取り組み、慣れるように練習していきましょうね。

9:ゲームシステム

企画として作成しているゲームのセールスポイントなどを
より具体的に形として説明するための項目になります。
(最もページ数を要する部分です。)

 

RPG一つ来るにしても

マップ

平面マップ
TPS視点の3Dマップ

戦闘システム

項目を選択するタイプ
アクション要素を取り入れたタイプ

レベルの概念

敵を倒して経験値を増やすタイプ
クエストを進行することで強くなるタイプ
武器を強化し、レベルという概念は存在しない

ステータス

レベルアップと同時に一律のステータスアップ
ポイントを割り振って、キャラを自分好みに育てる
アイテムを購入し、キャラを強化していく

ゲーム進行中

メニュー表示中は進行が止まる
メニュー表示中もゲームが進行し続ける

ステージ構成

一つの巨大マップでゲームが進行する
街とステージは独立させる

 

などなど
どういうゲームであるかをしっかりと説明しなければいけません。

 

あまり好ましく無い例を挙げておくと
やたら複雑な操作を要し、細かい説明を必要とするゲームシステムです。

 

あなたの好きなゲームはどういったゲームですか?

 

格闘ゲームならまだしも
指が同時に何本も動かなければいけないゲームでは無いと思います。

 

操作は分かりやすい程、良いゲームと言えます。
【ゲームシナリオに布線が沢山あり、複雑だ!】というのは問題ないかもしれませんが
ユーザビリティーを考えたゲームシステムに仕上げるようにしましょう。

10:あらすじ

ストーリーなどとも呼ばれる部分です。
RPG好きの人は、この部分を凝ってしまうかもしれません。

 

ですが、作るのはゲームです。
小説を書くわけではありませんよね?

 

とある小説の世界観をゲーム内で再現するのは…まだ分かりますが、
サウンドノベルというジャンルのゲームで無いのであれば、
物凄く世界観を想像し、作りこんだストーリーというのはゲームの本質から外れます。

 

重要なのは【ゲームシステム】の部分です。
企画書を作成する際に、書きすぎないようにしましょうね。

11:キャラクター要素

主要キャラクターについて、絵が描けるのであれば添付し、
描けないとしても重要な設定等があるのであれば説明してあげましょう。
萌え絵の教科書 (三才ムック vol.385) 萌え絵の教科書 応用編 (三才ムック vol.528)

12:まとめ

最後に要点などをまとめてあげると良いでしょう。

 

企画書というのは
ゲームの本質に関わる部分をプレゼンするために使用するものです。

 

確かに分量を書けば、
ゲームシステム全てを説明できるかもしれませんが…それではダメです。

 

枚数も多くて10枚程度に留め、
中身が面白いことは当然ながら必要ですが、
見やすく、分かりやすく、記憶に残りやすい企画書ほど優れていると言えます。

 

作成練習を通して、スキルを磨くようにしましょうね。

余談:フローチャート

企業によってはフローチャートの提出を求めてくる場合もあるそうです。

 

普通、フローチャートというのは仕様書に書くものなので、
企業に指定されない限りは不必要だと思います。

 

ゲームシステムを説明する上で必要なフローチャートであれば書くと良いかもしれませんが、
メニュー部分からのフローチャートは書くと…逆に【企画書を分かっていない!】とマイナス評価されるかもしれないので
その点は注意するようにしましょう。

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